クレジットカード現金化における2つの方法

クレジットカードにはキャッシングというサービスが付帯されていますが、利用限度額という制約があります。

また、消費者金融のカードローンからお金を借りることもできますが、総量規制という法律上の規定があるため、契約業者を増やしても収入の３分の１を超える金額を借りることができません。

そんな時に利用されるのが、クレジットカードのショッピング枠を現金に換える方法です。

商品を現金化業者に売却する買取方式

買取方式はその名の通り、商品を現金化業者に買取ってもらう方法のことです。

一般的な買取方式は以下の手順で行われます。

①現金化業者に現金化の申込をします
②現金化業者から指定された商品を任意の店舗でクレジットカードを使って購入します。
③商品を現金化業者に送ります。
④商品の買取価格から手数料(現金化業者の利益)を引いた金額が利用者の銀行口座に振り込まれます。

買取方式は利用者が商品を購入してその商品を発送するという手段をとるため、時間がかかります。

従って、現金を手にするには1週間程度の日数がかかるため、急を要する場合には適しません。

なお、クレジットカードは一般の店舗で使用するため、現金化業者にクレジットカードの情報を伝えなくて済むという安心感があります。

また、手数料がキャッシュバック方式より低めになっています。

購入商品の割引というシステムになっているキャッシュバック方式

クレジットカードの現金化で一般的に行われているのがキャッシュバック方式です。

キャッシュバック方式は以下の手順で行われます。

①現金化業者が販売している商品をクレジットカードで購入します。
②購入代金から手数料を引かれた金額がキャッシュバックという形で利用者の銀行口座に振り込まれます。
③後日、購入商品が送られてきます。

キャッシュバック方式は商品の購入に対する特典として現金がキャッシュバックされます。
以前、ケータイショップで行われていたキャッシュバックキャンペーンに似たようなものです。

なお、キャッシュバック自体が目的であり、商品の販売には意味が無いため、商品のラインナップは日用品など価値の無いものばかりになっています。

キャッシュバック方式は換金時間の非常に早いのがメリットであり、即時に現金を振り込んでもらえます。

また、ネットから申し込むだけで手続きが終わるため、換金までの手間がかかりません。
ただ、現金化業者にクレジットカードの情報を伝えなければならず、セキュリティ面に不安があることは否めません。

まとめ

クレジットカードの現金化において、即時にお金を得たい場合はキャッシュバック方式、高額なお金を求める場合は買取方式が向いています。

なお、キャッシュバック方式はクレジットカードで購入した商品を転売するわけではないため、クレジットカードの利用規約に直接的に抵触するわけではありません。

従って、キャッシュバック方式の方がクレジットカードの利用停止というペナルティを受ける可能性は低いといえます。